ファンドじゃなく信用をレイズする社会へ
年末だものポエムを垂れ流してもいいじゃない。
2019年が間も無く終わろうとしています。今年の良かった事は仮想通貨・ブロックチェーン以外のカンファレンスでも、仮想通貨・ブロックチェーンと寄付の可能性についてお話しできた事かなと思っています。
Peaceday2019 では、あのビリギャル!本人の小林さやかちゃん、ビル&メリンダ・ゲイツ財団 日本常駐代表柏倉 美保子さんとご一緒にトークライブを行わさせて頂きましたし、ファンドレイジング日本2019でも2日間に渡りお話をさせて頂きました。
ファンドレイジング2019にてお話ししたテーマの中に「10年後の未来」を語るセッションがありまして、そこで話した事はこれから私が特に注目していきたい分野ですのでブログに記録しておきます。私が伝えた事は
近い将来
ファンドではなく
信頼がレイズされる社会が来る
という事でした。
10年後の話をする前に10年前の話を少し。ビットコインは、ちょうど10年前に生まれました。ひっそりと生まれたビットコインですが何を変えたと思いますか?
ビットコインは、お金を民主化しました。
銀行、政府という第三者が証明しなくても、誰がいくら送ったのかを誰もがインターネットで確認ができる透明性のある仕組みができました。しかも、銀行送金などよりも国際送金手数料などもとても安いんです。すごくないですか?(仮想通貨の事を難しく語りがちですがこの事実だけでもすごい事なんです)ビットコインは、ファンドレイズの相性はとても良いのはお気付きの通りです。
お金が民主化された結果、より個人が個人を応援できる時代になりました。
私は、KIZUNAという仮想通貨を使ったファンドレイズ支援サイトも運営しておりますが、Binanceという世界最大の取引所が運営しているBCFのアンバサダーも務めています。活動についてはこちらのブログをどうぞ。このような活動はどんどん広がってきています。
個人の思い、呼びかけに世界中から、一気に支援が集まる可能性を広めたのです。全世界の支援が必要な国や地域に広まっています。これが、過去の10年で起こったとても大きな動きなのです。
実は、この10年先の社会はより社会自体が変わる大きい変化があると考えます。
“10年後” 実は私の見えてる世界は、お金がなくても生きていける世界です。
そもそも、何のためにお金が必要ですか?生活の為?それとも贅沢の為?誰かを助ける為?少なくとも、このブログに興味を持ち読み進めて下さっているほとんどの方は、誰かの問題を自分ごとと捉えそれを解決する為に活動している人たちだと思います。
そんな方々も、家族があり、生活があります。それを守るためには現状はお金が必要で、本来やりたくない仕事をしてお金を稼いで、本音で言うと、人生のミッションであり、最大限に時間を費やしたいものは、残った時間の中で活動している人も多くいます。
しかし、例えばですが社会貢献を勤しむ人へは無料で住めるシェハウスや、社会貢献高い人は、無料でレストランで飲食ができる仕組みができる、電車が無料で乗れるどうでしょうか?
信頼される人は、自分自身がお金を持たなくても、評価され、必要なサービスが享受できる。本来情熱を持った活動に人生の時間を費やせられるようになる世界。
夢のような話に聞こえるかもしれませんが、私はこのような世界が来るべきだし、来ると思っています。
この10年で、社会リソースをどんどんシェアする時代になります。所有→シェアになっていくほど、お金のいらない社会になっていくと思うのです。
では、今までなぜそれができなかったのか?それは、今までは“行の証明”ができなかったからなのです。しかし、ビットコインの仕組みの根幹にあるブロックチェーンを使えば実現一気に近づきます。ブロックチェーンがあなたの活動を証明できるからです。
ブロックチェーンとは、デジタルデータに指紋を入れるのと同じです。唯一無二の偽造できないアイデンティティーです。
お金ではなくて、人としての価値や信頼を集める。「この人だったら、これをあげる」という世の中になっていくと思うのです。
先の10年は、ブロックチェーンにより、信頼の可視化がされる時代になると思います。だからこそ、今後レイズするものは、ファンドではなく信頼だと私は考えます。
「信頼はお金で買えない」って言葉がありますよね。
昔から使われている言葉ですが、その言葉を当たり前のように使いつつ、気づき、学ぶべき事が詰まっているとても重たい言葉だなと思います。
この先10年で、世界の思考はドンドン逆転していきます。この記事に共感してくださるようなみなさんが、もっと自分の人生や時間をかけれるような世界に繋がるよう、微力ながらもポエムを語れたらと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!