3D化!進化するブロックチェーンゲーム
えっ、このクオリティーブロックチェーンゲーム なの?!
こんにちは!前回の、組織化するP2Eゲームエコシステムとその展望で、投資先のAxie Infinity/Yield Guild Games/Merit Circle/Blockchain Space/BreederDAOについて紹介させてもらいましたが、今回は引き続き、投資先の3つのプロジェクトについて紹介します。ブロックチェーンゲームは爆速で進化しているので、それが伝われば良いなと思います。
ところで皆さんは、ブロックチェーンゲームというとどんな印象を持ちますか?多くの人がAxieを想像するのではないでしょうか?日本ではマイクリやJobTribesを連想する人も多いと思います。いずれにしても、ブロックチェーンゲーム = 2Dゲーム と連想する人が多いと思います。
今回紹介するのは、ブロックチェーンゲームの進化が加速して3Dのタイトルがどんどん増えているという世界の流れです。
なお、今回の記事は世界では色んなハイクオリティなゲームが出てきているというトレンドを紹介するのが目的なので、特定の銘柄を推奨するわけではありません。いつも通りDYOR & NFA です。
さて、では始めましょう!
BIG TIME
最初に紹介するのは、BigTimeです。
まずは公式youtube動画を見てみましょう。
はい、めちゃくちゃカッコいいですね。
これはもう、「ブロックチェーンゲームなんてポチポチげーでしょ」なんて言われなくなります。
CEOはAri Meilich 。この名前でピンと来た人はMetaverse通ですね。そう、Ariは今日本でも急速に知名度の上がってきているweb3型metaverseプラットフォーム Decentralandの創業者です。
また、BigTimeはUnrealEngineというFortnite等の有名ゲームで使われているのと同じゲームエンジンを利用し、スタッフも実際にEpic社で働いていた経験のあるゲーム業界のベテランスタッフを集めているのでゲームとしての完成度も期待できます。
Decentralandを成功させた経験のあるAriがゲーム業界のベテランチームを集めて開発しているBIgTimeは、ブロックチェーンやNFTに普段関心無い人でも遊んで楽しめるようなゲームになるかもしれないと期待しています。
本サービスのローンチ時期はまだ明記されていませんが、ベータテスト開始までsoonらしいので、気長に待ちたい!
DeVerse
次に紹介するのは、DeHorizonの手がけるMOBA(Multiplay Online Battle Arena)型のゲームDeVerseです。
こちらもまずはyoutubeのplay動画を見てみましょう。
10 vs 10のチーム戦で、まるでブロックチェーンゲーム版WarCfraftです。
今までブロックチェーンゲームは PvEか、1vs1のPvPが多かったですが、DeVerseは10vs10のチーム戦なので、勿論チームワークや戦略が大事になります。誰と一緒にチームを組むのか考えるのも楽しそうですし、プレイヤーが集まって新しいギルドもどんどんできそうです。
今までのギルドは資産運用やNFTの貸し借りの需要が強かったですが、MOBAだとギルド内でボイスチャットしながら相手チームと対戦していくことになるので、高額NFTを集めるだけでなく、ゲームが上手い人をいかに集められるかが勝負の分かれ目になります。
当然有名ギルドが有利になってくるのでランキング上位はギルド同士の対戦になるでしょうが、ギルドに対抗する為に新しいギルドが生まれたりと、ブロックチェーンゲームならではの新しいプロゲーマーライフが展開されていくでしょう。
DeVerseの運営の標語は Play to Fun and Earn とあるように、稼ぐ目的だけでなくゲームとしても楽しめるのを目的としているので今後の展開が楽しみです。
こちらのゲームは現在インターナルテスト中なので、興味を持った方は是非挑戦してみてください。
Cradles
Twitterで宣伝動画があったのでまずはこちらをどうぞ。
Cradlesは、世界初の3A MMORPGを標榜するブロックチェーンゲームです。NoFishingの可愛いキャラクターの話題が最近多いのですっかりそっちが有名ですが、本命はOrigin of SpecieというMMORPGがメインのプロジェクトです。
公式webでも、”THE FIRST TIME CHARGING GAME”と書いてあるように、高いNFTを買って勝負するのではなく、いかにゲーム内でがんばってアイテムをゲットして、そのアイテムを使って強いNFTを作るかが鍵となています。勿論、ユーザー間でのNFTの売買もできます。プレセールで強いNFTを売らないところに運営の志を感じます。
EIP3664というコンポーネント型のNFT規格を採用したゲームなので、ユーザー自身がコンポーネントを組み合わせて新しいNFTを作れるようになっているのも面白いところです。
例えばアバターNFTを持っていて、アバター用の服NFTを組み合わせるとアバターの見た目は変わるけれどNFTのIDは変わりません。Decentralandのwearableシステムの進化系のようなものです。EIP3664を体験するには、MetaCoreを触ってみるとイメージが湧きやすくなります。
進化するブロックチェーンゲーム
いかがでしたでしょうか。どのタイトルも、フル3Dのグラフィックに進化したのは勿論、今までのブロックチェーンゲームのノウハウを参考にしながら新しいチャレンジをしており、急速に進化をしているなぁと感じ取れたかと思います。
ブロックチェーンゲームは、リリース時の仕様によっては日本居住者はプレイ出来ない場合もあるので、日本居住者がプレイする場合はよく仕様を各自で確認するようお願いします。
では、また!