5ドルレンチ攻撃から身を守れ!
Ledger創業者が誘拐され身代金を要求された事件を受けて
こんにちは事業に集中しすぎて最近はSNSもBlogも全くやらなくなってしまってました。が!大事な事なので3000年ぶりにMediumを更新してます。
あたらしい経済さんの暗号資産/ブロックチェーン業界を牽引するが語る「2025年の展望」や、Amazon audibleでも言及しましたが、クリプト保有者が攻撃を受ける事例が増加しており「資産をどう増やすか」ではなく、「資産をどう守り、リスクを回避するか」そして何より自分自身の命を守る事の大事さを強調しました。
残念ながら、早速恐ろしい事件が起こってしまいました。ハードウェアウォレット企業であるLedgerの共同創業者が誘拐されたのです。現在、創業者らは解放されて10人が逮捕されたたとの事ですが、創業者は手を切断されたとの事です。どれだけ怖かった事だろう。今回被害遭われた皆さんの心と体の回復を祈ります。
皆さんも、クリプト事業者、インフルエンサーが殺害、誘拐されたり、カンファレンスに強盗が入ったり、脅迫メールを受け取ったりという恐ろしい話を聞いた事があるかもしれませんが、このような事件が顕著に増加してるという事を知って、自分の命や資産を守る対策をする事が大事です。
日本だから安全は神話です。ニュースになってないだけでおそろおしい出来事は日本でも起こっています。
”自分はたいして持ってないし”と思って油断しないようにしましょう。例にLedgerの誘拐された人たちも表立って目立ってた人ではない人も含まれてるようです。
Cryptographileさんが言及されてる「Five Wrench Attack(5ドルレンチ攻撃)」とは、最初はクリプトコミュニティの中でジョークのように語られ始めたのですが、強力な暗号技術やセキュリティプロトコルを攻撃するのではなく、物理的な暴力や脅迫によって直接ターゲットから情報を引き出す方法の事です。
一部の暗号技術オタクは「プライバシーや安全性はすべて暗号技術にかかっている」と言うかもしれませんが、実際はそうではありません。このように暗号技術を破るわけではなく、 頭を使ってお金を盗むわけでもなく、ただ「5ドルのレンチ」で人を脅すだけで多額の資金を盗むことができるのです。
私はちょうど、アルゼンチンで行われたTech Forumというミレイ大統領が初めて参加したブロックチェーンカンファレンスに登壇させていただく機会があり、この5ドルレンチ攻撃の話を通してプライバシーの重要性についてお話ししました。
プライバシーは数学的な安全性だけでなく、物理的な安全性も含まれるということです。
このような事態から身を守るには自分のプライバシーを軽視しない事が重要です。
私が腹が立つ事の1つに、悪人のせいで善人が損をする事があります。例えばプライバシーというと「怪しい」とか「危ない」という印象を持つ人が多いです。悪人のせいでプライバシーを求める事に対してそのようなレッテルを貼られます。そして諦めます。
プライバシーは自分の身を守る1つの手段です。悪人のせいでプライバシーを諦めたり軽視するのは間違ってます。プライバシーは守るのは難しいですが失う時は一瞬ですし、1度失うと取り戻すのが難しいものです。
このブログを読んで怖い気持ちになった人もいると思いますが、それはとても良い事です。その意識が”気をつけよう”という意識に繋がるから。地震が来てから準備をしても遅いのと同じ。事前の準備が必要です。今できる事をやりましょう。
今まではクリプトがニッチでしたが、2025年以降は今までにないくらい一気にマス層に広がりますし、価格も上がっていでしょう。あなたが顔出しでクリプトインフルエンサーに本当になりたいと思うなら、リスクをまずしっかりと考えてください。
イベントに行く時は、SNSのポストの時間をずらしてリアルタイムで場所を特定されないように注意する事も効果的です。
またオンタイムで更新して場所が特定されやすいなら、1人で行動しないようにしましょう。
NFTホルダーのイベントで行く場合は、NFTの価格が高いほど狙われやすい可能性があると思います。こちらも十分な警戒をお勧めします。
- プライバシーは普通のことです
- プライバシーは身を守る手段です
- プライバシーは尊厳です
- プライバシーの重要性を再確認し身を守りましょう
このように、意識するだけで少しでも安全性は上がります。どうか皆さん、安全に過ごして下さい。
私は個人としてプライバシーの重要性の啓蒙活動、INTMAXとしては身を守る為のソリューションを作る事に専念します。
最後になりましたが、2025 年、皆さんにとって安全な良い年になりますように。